【VisualStudio】書式をコーディング規約に沿わせる
今回は、チーム開発において欠かせないコーディング規約をVisualStudio上で自動で修正してくれる機能を紹介したいと思います。
Tabの空白文字数などの設定をすることはよくあると思いますが、クラスや条件文、列挙型等々の括弧を改行するかしないか、プロパティのget, setの位置など細かい設定を全部している人はあまりいないと思います。
↑は、ツール>オプション>テキストエディター>C#>コードスタイル>書式設定
の順で開くことができますが、この設定をしておくだけだとエンターキーの入力位置などによっては設定通りに機能してくれないときがあります。(人為的なコーディング規約漏れの発生)
そこで、保存したときに自動的に書式設定通りに修正してくれる拡張機能を利用します。
コーディングを完了したときにソースファイルを保存しないとせっかく書いたコードが適用されないので、そこをうまくついた拡張機能ですね。
こちらもオプションから設定できます。
Power Commands for Visual Studioを導入すると、オプションに「Productivity Power Tools」が追加されています。
そこにある「Format document on save」にチェックを入れると、ソースファイルの保存時に書式設定通りにフォーマットしてくれます。
会社だけでなく、学生のチーム開発においてもGitを使ってバージョン管理をし、プルリクをしてコードレビューすると思います。そこで括弧の位置がバラバラだったりするとああ、この人コーディング規約気にせずコード打っちゃう人なんだなって思っちゃうので、コーディング規約を決めるだけじゃなく、環境の方でもしっかり対策するということを意識付けましょう。