【雑記】専門学校生活で意識していたこと
先日、卒業制作展含め専門学校の授業過程が終わりました。
この3年間はかなり濃い人生だったと思います。
そこで、技術的にも自分を成長させるために何を意識していたか振り返ってみました。
目次
軸をもつこと
まず、専門学校卒業したら社会人になるということを意識しました。
これは、今どれだけ時間があってどれだけ遊ぶことができても社会人になるまでのカウントダウンは着々と進んでいるということです。
今まで小・中・高とたくさん課題を出されこなしてきた経験が誰にでもあるので、これくらいの時期にこういう行動が終わってないと間に合わないみたいなのがなんとなく分かるんですね。
ゲーム開発においても、だいたいの工数っていうのがなんとなく分かってくるようになりますが、結局それは経験がないと見積もりができません。
それを踏まえた上で、この2つをまず軸として持ちました。
- 自分のやりたいこと、本当に必要だと思うこと、将来に繋がるのかをはっきりさせる
- 後悔しない行動をとる
もちろん、なぜそう思うのかの理由がないとただのワガママになるのでただやりたくないからという理由でサボるということは一切しませんでしたが、この軸によって学校のやり方に意見するのも少なくなかったと思います。
この2つの軸を持った上で、学年ごとの大目標を決めていました。
基礎を作ること
1年生の大目標は「基礎」です。
まあ普通のことなんですが、「学校で学んだことは会社でほとんど役立たない」とはいえ、
- プログラミングとはなんなのか
- ゲーム開発とはなんなのか
- コーディング以外でどんな行動が必要なのか
などなど個人の努力で差は出るものの基盤は作ることができます。
これが専門学校の大きなメリットで、大学では自主研究はできるものの幅が広く特定の職に対する基盤は在学中に作れず会社に入ってから作るといったことが多いです。
その利点を1年生のうちにめちゃくちゃ活かしました。
先生にコードレビューしてもらう、先輩と仲良くなり色んなアドバイスを聞く、面白くなくてもいいから自分の想像したことをとりあえず詰め込む など
1年生だからこそできることをたくさん行動したことを覚えています。
挑戦すること
2年生の大目標は「挑戦」です。
挑戦に関しては正確には1年生の12月頃からでしたが、技術でもバイトでもインターンでも自分が苦手だと思っていたこと、経験はないけど将来絶対役立つものをとにかく挑戦しまくりました。
この経験が今に繋がっていて、あのときやっといてよかった...!と思うこともたくさんあります。
挑戦する前は、ハッカソンなどもC++は頑張ってるけどUnityの経験ないし無理...とやってみてもないのに諦めることはありました。
ですが勇気を出していざやって見た時に予想通りボロクソに失敗した反面、学外はこんなに技術力が高い人がいっぱいいるのかと広い世界を実感できましたし、自分に何が足りないのか特定するいい機会にもなりました。
一つのことに対して経験を増やすのではなく、多くのことに対して経験を増やすために「挑戦」がつきもので、挑戦から得た経験が豊富だとその分想像力も豊かになっていきます。
飛躍していくこと
3年生の大目標は「飛躍」です。
これは、自分の長所を伸ばすという意味と、最後の学生生活を謳歌するという2つの意味があります。
簡単に言うと、自分の好きなことをして過ごそう!ということです。
といっても、上で言った通り軸に沿った上での「自分の好きなこと」なので、
毎日ゲーム三昧〜〜〜みたいな感じではなく、興味があることや今までの経験を通して使って見たいなと思ったものをどんどんアウトプットしてました。
これには理由があって、今まで多くの先輩や社員さんから「学生生活しっかり楽しんどきなよ」「学生のころあれやっとけばよかったな〜〜」みたいなことをよく聞いていました。
実際、今興味があることをやらずに社会人になって時間がなくなったら絶対後悔すると思ったので、こういう時間を設けられたのは個人的によかったと思っていて、この1年間とても充実していました。
面接や面談だけでなく、後輩を前にLTをするのに困らずしっかり話すことができたのも、これまでちゃんと軸をもって過ごせたからだと思います。
社会人になってもその意識を忘れずさらに成長していきたいです。